夏休みの終わりとともに夏も終わろうとしています。
それぞれが色んな夏を過ごしているのでしょうね。

夏の思い出はとても印象に残るそうです。

青い空、輝く日差し、暑い空気…全てが鮮やかに記憶に残るから。

だから、夏の恋は印象に残る。

俺の夏の恋って…。

　エアコンの効かない部屋。

　T2のポスター。

　
　浴衣姿の女性。

　帰路にひとり見た花火。

　　あ、なきそう
　

　逢いたいと思う人がいて、

　でも、

　逢えない人がいる。

　それはきっと、

　本当に逢いたいと思う人がいないよりは

　幸せなんだ。

　そして、逢いたくなくても逢える人よりも

　何倍も愛しく思えてしまう。

　

　あの日、ふたりで外したリングは

　ふたりを強く結びつけた。

　大切な人の大切な日

　誰が何を言ったとしても

　誰に何を思われたとしても。

　キミが生まれてきたこと

　キミに出逢えたこと

　すべてはこの日があったから。

　感謝します。

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夕方に急なメッセージ

「あほあほあほあほ」

　・・・は？

「ばかばかばか」

　・・・え？

「なんでこんなことすんのよ」

　・・・げっ！

「・・・もしかして、もう届いちゃった？」

「宅急便屋さんが気を利かせて（職場に）持ってきてくれたんだよ」

いらんことすなーー！

なんの為の時間指定だよ…。

朝から知らん顔してメールしてたのに。
何も知らないで家に帰ってから届くはずだったのに。

ちょーまぬけ。


「なんでこんなことするん」

「気に入らん？」

「ま、受け取っておけや」

「困るじゃん」

「きにすな」

「きになる！」

だから、18時って時間指定したのに・・・。

くろねこ急便のばかーーー！！

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「青い石は俺のとおそろ」
「はづいな」
「気軽にしてね」

「（ミュージック）カードまで」
「手に入れるの苦労したんだぜ・
　限定だからどこにもなくってさ」
「なんでそこまでするん？」

「去年も一昨年もメールだけのお祝いだったから」

彼女の胸元で光る青い石
　　と
　俺の左耳に光る石は同じ

それくらい、いいよね。
　

　
　いろんな事を考えた。

　


　

　いろんな事を話した。

　ふたりに離れていた時間は関係ないと思えた。

　

　想いに切なくなった。

　でも

　言いたくなる思いを押し殺す。


　言ったら消えてしまいそうだから。


　もう、離したくない。

　

　そんな存在。

　

一緒に眠ったひと時が切なく思い出されるのはなぜ？

あれから二年以上経つのに、寝顔を忘れられない。

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あの頃の僕といえば　愛し方も知らず
ただ　不器用にきみを傷つけて　優しさ忘れていた。

僕の肩に顔をうずめたまま
寝息を立てる　何よりも幸せだったよ。
もう戻らない時間だけを　悔やんでしまうのは　何故？
忘れたくない　きみの香りをまだ

抱きしめ眠る夜が　孤独にさせる。
ただ　逢いたくて　もう逢えなくて

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後悔しても戻せない時間。

寝息がいまも聞こえます。