でも、偉大なMUSICIANに敬意を表して！
I got You (I Feel good)/ James Brown
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イブは美容院の予定が入っていた。
のんびりカットしてもらって、お昼を食べてから午後から
出社するつもりでいた。
美容院の駐車場に車を停めて、入り口から入るとタイミング
よく着信。
「いらしゃいま・・・・」
「ごめんなさい」
身振りで「どうぞどうぞ」
「はい…なに？」
相手は会社のK君。
「A社の件なんですけどぉ」
「それはMさんの担当でしょ？」
「なんですけど、来てないし、連絡も取れないんですよぉ」
「んなこと言われても…俺もすぐにはいけないよ」
「どうしたらいいですかねぇ」
ムカッ！！
「とにかく先方の用件を聞いておいて…
1時間したらいくから」
自分で判断しろよ〜〜〜と言いたくなるのを我慢して、情けない
K君の声をさえぎるように携帯を切る（鬼）
結局、こうなる…。
「…お仕事ですか？」
苦笑いしながらダウンを脱ぐ。
「まぁ、大丈夫でしょ」
携帯の電源を落として舌を出す（鬼）
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小さな個人経営の美容院
結婚前からの付き合いなので周知の仲。
最近は育児相談が話題(笑)
俺は客なんだけどねぇ…
今回は旦那への不満でした
「うちのは格好に気を使ってないし
ほとんど出かけないし、
なんか、あーぁって感じですよぉ」
決してかわいくはない女性だけどお洒落は絶品。
派手だけど古着で味わいのあるシャツ、ジャラジャラなのに
うるさくないアセクサリー、小さい身長を生かすブーツ。
流行に流されないでいながら、トレンドを取り入れている。
それなのに格好に気を使わない旦那が気に入らないらしい。
結局、「夫婦って難しいねぇ」って話で落ち着く。
K君のことをすっかり忘れている二人（鬼）
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「どうもありがとうごいました。
来年もよろしくお願いしますね。
MerryChristmas！！」
なんとなく、まっすぐK君の所へ向かう気になれず…
携帯の電源を切ったまま、遠回りしていったのは内緒（鬼）
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